実体験を通じて自ら学ぶ姿勢や好奇心を養う、科学実験教室。
開催毎に参加可能で保護者の方も楽しめます!
保護者の皆様へ
科学実験サークル「ガリレオ・クラブ」は、小中学生にも分かる楽しい実験・美しい観察を通して、将来をになう子どもたちが、自然科学に興味を抱けることをめざして活動しています。難しい用語も少し出てきますが、子どもが見ておもしろい、大人が見ても発見がいっぱいという内容をめざしています。ぜひ、ご一緒にご参加くださるよう、お願い申し上げます。
過去の実績
第36回ガリレオ・クラブ「天体望遠鏡をつくろう!」
2014年10月4日(土) 知多市高木ゼミ本校にて今回のテーマは「天体望遠鏡をつくろう!」です。
10月8日の皆既月食に向け、月や土星のリングを観察するのに「最適で高性能の天体望遠鏡」を手作りしましょうという企画です。
天体望遠鏡のよさは倍率だけではありません。あまりに高倍率の望遠鏡では、慣れた方でないと目的の星を探すことすらできないのです。
望遠鏡で最も重要なことは「像の鮮明さ」です。レンズを通過する光は、青や紫は大きく屈折し、赤い光は少ししか屈折しません。その結果、色によってピントの合う場所がずれ、ボケてしまうので鮮明な像を結ばないのです。(これを色収差といいます。詳しく調べてくれるとウレシイです!)
今回作った天体望遠鏡で使ったレンズは、色収差を抑えるアクロマートレンズというレンズで、とてもシャープな像を結ぶものです。
初めに、対物レンズの焦点距離420ミリ、接眼レンズ12ミリから望遠鏡の倍率を計算します。
皆が作った天体望遠鏡は420÷12で倍率35倍です。
続いて部品を確認し、いよいよ天体望遠鏡の作成にとりかかります。
レンズの取り扱いに注意しながら、一つずつていねいに組み立てていきます。
今回は親子で参加してくださった方もみえます。
お父さんが優しくサポート
充実した一日になったでしょうか・・・
見えるかな? あれ~
最後に、三脚に取り付けて見え具合の確認です。
全員りっぱな望遠鏡を完成させました。
家族で星空を眺めてくださいね。
誇らしげなガリレオ達の勢ぞろいです。
参加して頂いたみなさん、ありがとうございました。